さるオヤジの 何を今更

今更ながらいろいろと奮闘してます。その自己満足的な記録です。

乳は切れても木は切れない~まんが日本昔ばなし~山姥の嫁さん

f:id:fukubuggy:20160406205404j:plainまんが日本昔ばなし〜データベース〜
みなさんは「まんが日本昔ばなし」見てましたか?
♪ぼうや~よいこだねんねしな~♪ 
私は子供のころ毎週楽しみにして見ていました。

日本各地に伝わる昔ばなしを1回に2本ずつ、市原悦子さんと常田富士夫さんの二人が声を使い分けて何役もこなしながら、笑える話や少し怖い話、ほっこりする話、いろんな昔ばなしが放送されていました。
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先日、小学生の息子がテレビを見ながら

「お父さんが小さいときに面白いアニメやってた?」と聞いてきたんで

「ああ、やってたよ~。特に日本昔ばなしが好きやったな~。」と言うと

「桃太郎とか浦島太郎とかやろ?面白くないやん」

と、そこで私が

「んなこたぁない、怖くて震え上がるような話もやってたぞ!」

「へ~、それってどんな話?」

そこでとっさに出てきたのが〝乳は切れても木は切れない”という、やまんばの話でした。

題名やストーリーは忘れてましたが、やまんばに追われた男が木に登って、その木をやまんばが乳を振り回して切り倒そうとするシーンだけは鮮明に覚えていました。

それを息子に話すと怖がるどころか大笑いしながら

「そんな話聞いたこと無い、お父さん作ったろう?」

上手く怖さを伝えられないのと、作り話と思われた事にちょっとムカッ腹がしたんでググってみました。

すると、あっさり見つかったんです。ほんと便利な世の中になったもんです。
まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 1975年〜1994年、TBS系列で放送されたTVアニメ「まんが日本昔ばなし」の全話総まとめ、全話あらすじデータベースです。

ここで、「やまんば 乳」で検索すると出てきました。

題名は「山姥の嫁さん」で、福井県の昔ばなしでした。以下ここからの引用です。

ある男の家に山姥が急にやってきて嫁にしてくれと言う。男は断ると怖そうなので山姥を嫁にしてしまう。

山姥の嫁さんは意外にも働き者なのだが、その日から男の家の米の減る量が異様に多くなる。 不思議に思った男が昼間畑に行くふりをして家の中の様子を伺っていると山姥の嫁さんが大量の米をたいて頭ほどの大きさもある大きなおにぎりを いくつも作って食べていた。

その様子を見て怖くなった男は、夜、家に帰ってから山姥の嫁に里に帰ってくれという。 山姥はその申し出をあっさりOKしたのだが、男にこしきを一つ買ってくれという。 男が山姥にこしきを買いあたえてやると山姥はこしきの中に男を入れ山に向かって走り出した。

男は山姥の隙を見てこしきから抜け出す事に成功。 山姥は気がつかず里まで帰る。 里にかえると子ども達を呼びみんなで男を食べようとする。しかし、こしきの中を見ると空っぽ。男が逃げたことに気がついた山姥は怒りながらもと来た道を戻り男のもとへと走った。男は山姥が戻ってきたのであわてて木の上へ逃げる。

それを見た山姥はおもむろに乳を取り出し、それを木の幹にぶつけ始めた。山姥の乳の力らはものすごく、木全体を揺らしながら幹をえぐっていく。男は必死で「乳は切れても、木は切れぬ。乳は切れても、木は切れない」と何度も念仏のように唱えると、山姥の乳がバアァンとちぎれて吹っ飛んだ。 山姥は「痛いよー」と泣き叫びながら山へと帰っていった。

動画もありました。福井県のお話に入ってます。
nipponmukasibanasi.seesaa.net

息子と一緒に見たところ、本人は否定してましたが、少し怖がってたような気がします(笑)。

ついでに、もう少し調べてみると、こんなまとめ記事もありました。
matome.naver.jp

このあたりの話を子供が見たら、たぶん一人でトイレ行けなくなるでしょうw。
「三本枝のかみそり狐」とか、大人の私でも怖いくらいですから・・。

この「まんが日本昔ばなし」ですが〝めでたしめでたし”で終わらない話も多く、見終わった後に、何かしらの教訓だのメッセージだのを投げかけられたような感じがして、子供ながらに考えさせられることが多かったように思うんです。

それに、「この話がもとになって~と言うようになった」という由来みたいな話も多くありました(一つも覚えてなくて、例えが出せませんけどw)

今も、いいアニメはたくさんありますが、たまには素朴で単純な昔ばなしもいいな~と思いました。

みなさんも、たまにはいかがですか?

というわけで、もう書くことがなくなったとさ、めでたしめでたし。

♪ぼうや~よいこだねんねしな~♪ 

Amazonプライムビデオにもあったとさ。


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