記事タイトル、最近というよりずいぶん前から流れているCMのセリフですが、瀬戸物ってそんなにすぐ壊れちゃうものなんでしょうか?
またまた気になったんで調べてみます。
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そもそも何で瀬戸物?
瀬戸物の語源は、愛知県の瀬戸市周辺で生産されていた「瀬戸焼」で、そのため畿内より東では陶磁器を総じて「瀬戸物」、中国・四国以西では総じて唐津物(からつもの)と呼ばれるようになりました。
陶器と磁器
陶磁器は、陶器と磁器に分かれます。陶器は粘土を原料として、窯で1100~1300℃の温度で焼いたもので厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。
一方の磁器は、粘土や石英、長石などを原料として1300℃程度で焼成されて、半透光性で、吸水性が殆どなく、陶磁器の中では最も硬く、軽く弾くと金属音がする。
結構丈夫そうです。
という事でCMのセリフは
「陶器と陶器、ぶつかりっこするとすぐ壊れちゃう」
の方が的確のようです。
磁器はセラミックス
磁器は「セラミックス」とも呼ばれますが、このセラミックス、送電線の碍子(がいし)に使われています。熱に強くて固く、さび付くことがなく電気を通さない素材だからです。
すぐ壊れたりしません。
ファインセラミックス
セラミックスを更に改良した「ファインセラミックス」は、既にスマホや自動車に欠かせない素材であるとともに、航空機のエンジンや医療器具などにも広く応用されています。
newswitch.jp
元祖瀬戸市でも
瀬戸焼1300年の歴史と伝統によって培われた文化性豊かなやきものをつくりだす一方で、現代の化学技術を駆使したファインセラミックスのやきものも生産され、歴史と科学の理想的融合が行われています。
www.aitohko.com
まとめ
いかがですか?
瀬戸物、意外と丈夫でいろんな可能性秘めてますよね?そんな瀬戸物を一生懸命作っている職人さんが「すぐ壊れちゃう」とか言われたら、ちょっと可哀想です。
「瀬戸物と瀬戸物強くぶつかりっこするとたまに壊れちゃうこともあります」
くらいならいいですけど・・。
まあ、ちょっと気になっておおらかな気持ちが持てなかったんで記事にしてみました。
それでは~。
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