さるオヤジです。
まだまだ寒い日が続く中いかがお過ごしですか?
皆さんのお宅では暖房器具に何を使っておられるでしょうか?
私の家では、エアコン2台、ストーブ2台、ファンヒータ-2台という体制で寒さをしのいでいます。
そんな中、リビングのファンヒーターがエラーコードE0を表示しました。
エラーコードE0
このエラーコードは、点火系のトラブルで、取説の対応としては「オイルフィルターや固定タンクにごみや水が云々・・」、と書かれていますが、ほとんどの場合それは問題ありません。
原因はズバリ、点火プラグのカーボン付着による点火不良です。
症状としては、電源を入れると運転が始まり、点火プラグのチッチッチという音がするものの、点火せずに白い煙を吐き出して、運転が止まり”E0”表示が出るという状態です。
今回この症状が出た我が家のヒーターはコロナ製で、2004年に製造された物で、もう14年目になります。
例のごとく、保証が切れるまでは調子よかったんですが、ここ7,8年は1.5シーズンに1回くらいの割合でこの”エラーE0”を発症しますが、その度にDIYで修理をして復活させていますので、14年間修理に出した事はありませんし、部品も交換した事はありません。
この方法はドライバー1本で出来ますし、私の場合、2台のファンヒーターを不調のたびに修理していますので、今ではこの作業を5分で終える事が出来るようになりました。
やった事のない方でも、難しい工程はありませんので、短時間で出来ると思いますので挑戦してみて下さい。ただし、自己責任ですよ!
ではそのやり方を説明します。
修理の手順
電源プラグを抜く
すごく大事です。必ず抜いてから作業しましょう。
前面カバーを外す
これが今回修理するファンヒーターです。
CORONA GT324Y
赤●部分のネジ2本を外して、ずらすような感じで簡単に外れます。
吹き出し口を外す
こちらはネジ3本でやはり上にずらして爪を外すようにすれば簡単に外れます。
点火プラグの掃除
ここからが修理のメインになります。ドライバーの先端で、点火プラグに付いたカーボンを掃除します。
どうやって掃除するかというと燃焼室の点検口からドライバーを突っ込んで点火プラグを探ります。




燃焼確認用の窓(点検口)を懐中電灯で照らすと確認できると思いますが、中はこんな風になっています。
下手なイラストですみません(誕生日ケーキではありません・・)。
イラストの赤い部分のカーボンを落とすつもりでドライバーでゴシゴシ、たまにコンコン叩くようにします。
それぞれの形状はこんな感じです。
点火を確認
ある程度掃除出来たら、コンセントをつないで電源を入れます。
点火したら修理完了で、点火できない場合はもう一度ゴシゴシです。
注意点
修理に挑戦する前に保証期間の確認をしましょうw。
感電、やけどに注意。
燃焼確認用の窓(点検口)に突っ込むものは入れば何でもいいですが、強度のある物じゃないと中で折れ込んだり取れなくなったりして、結果大掛かりに分解する事になるので要注意です。
機種によっては、この窓が小さかったりしますので、その場合は丈夫で細い針金などが有効です。
点火プラグは意外に頑丈なのですが、あまりにも力を入れ過ぎて破損すると交換しなければならなくなるので、少しずつ点火を確認しながら繰り返し掃除する方が良いと思います。
最後に
実はこの「ファンヒーター点火プラグの掃除」は、いろんな方がその内容を記事にされていて、検索すればたくさんの修理記事がヒットします。
私も最初はそれらを参考にして無事にファンヒーターを復活させることが出来ました。
ただ、その方法は、燃焼室まで分解してバーナー部分をむき出しにして掃除するといったやり方がほとんどで、慣れない人にはかなりハードルの高い物です。
私も、プラグの掃除のたびに分解、組み立てていましたが、慣れているとはいってもやはり時間が掛かりますし、ゆっくり時間の取れる時にしかできません。
何か、簡易的な方法はないかと模索した結果、点検口からの掃除を思いついたわけです。
あくまでも応急処置的な修理ではありますが、ドライバー1本で、ネジ5本外すだけですから簡単です。
(ただし、頻繁に点火不良を起こすような場合は、燃焼室分解が必要です)
修理をお願いすれば点火プラグの交換で1万円弱なんて話も聞きます。もう少し出せば新品が買えますね。
もし、ファンヒーターが”E0”を発症して、修理を依頼するか、買い換えるかなんて状態になったら、この「ドライバー1本ネジ5本」一度試してみて下さい。
ただし、繰り返しますが自己責任ですよ。
それでは~。
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