さるオヤジです。
物置化した和室の再利用に向けて、前回は「和室用ローテーブル」を作りましたが、今回は第2弾として「文机」の制作です。
「文机」というのは、和室で読書や手紙を書いたりするときに使う床に座って使う机で、今でいえば「和室用パソコンデスク」みたいな感じでしょうか。
今回はこのテレビ台をリメイクします。
和室を片付けていた時に出てきた物で、むか~し昔に使っていたテレビ(ブラウン管の32型だったかな)のテレビ台です。
これにキャスターがついていたはずですが、紛失したようです。
ブラウン管時代のテレビは後ろが出っ張ってて重くて、そのためにテレビ台も頑丈に作られていました。
そんなしっかりとしたテレビ台ですから、当時の私が何かに再利用するつもりで、物置化した和室に押し込んでいたんでしょう・・、たぶん。
その期待に応えるべく、このテレビ台を文机にリメイクします。
分解、塗装
下の一番厚い板を外して全体を「つや消し黒」で塗装します。


なんか落ち着くというか、しっくりくるというか、好きなんです。人に「好きな色は?」って聞かれたら迷わず「つや消し黒」って言います。
ちなみに嫁さんは黒は嫌いです。理由はほこりが目立つからだそうです。
以上、本当に余談でした・・。
天板作り
そんな「つや消し黒」で下の板も塗装して、これを袖板にします。
天板は杉板(幅15~20cm、厚み2.5cm)を1mにカットしてこれを3枚使います。
前回の反省として、今回は最初から職場で研磨作業を済ませてきました。
完成イメージはこんな感じです。
杉板を3列、金具を使って繋げます。
下から木ねじで固定。


天板の塗装
ここも「つや消し黒」と行きたいところですが、「和室感」を出すために、木目を生かした塗装にすることにします。嫁さんの反応も気になりますしw。
今回は塗料ではなく以前から気になっていた「オイルフィニッシュ」を使うことにしました。
中はこんな感じです。強くはないですが独特の臭いがします。


マニュアルを参考に、歯ブラシで端を塗った後、ウエスで全体に塗りまくりました。


塗りこみ完了。
木目も何も見えないような状態です。
30分ほど放置して、余分なワックスを拭き取ると、
木目が出てきて確かにいい感じです。
ただ気になるのはいつまでたってもワックスが手に付く点。マニュアルでは24時間後にウエスでふきあげて仕上げるように書いてありますので、その後乾燥すれば色移りしなくなるのだろうと解釈しました。
袖板、棚板設置
あとはL金具を使って天板に袖板を固定。棚受けを取り付けて完成です。
最後に
ということで今回はテレビ台をリメイクして「文机」を作りました。
心配していたビンテージワックスの色移りですが、今はすっかり乾燥して全く気にならないようになったので、もう何回か塗り込んでみようかと思っています。
少しづつですが、和室の再利用化が進んできました。
次にやるべきは、天井の塗装です。いや~、長い間物置として放置状態だったんで、掃除も行き届かずに天井にカビが生えちゃってて大変な状態で・・。
いつ出来るかわかりませんが、その際はまた記事にしたいと思います。
それでは、また。
スポンサーリンク