暑くなってきましたね~。
こんな季節にはどこか涼し気な場所に行って、ゆっくりしたいものです。
という事で、行って来ました。福岡県柳川市の川下り。
柳川市
行ったことのない方の為に、ざっと紹介します。
市の概要
福岡市から南に約50kmに位置する人口7万人ほどの市。
見渡す限りに広がる農地、網目のように広がる掘割(水路)、独特の生態系を持つ有明海(海苔が有名)などの自然に恵まれている。
福岡市の中心部である天神から電車で45分。
地図
川下り
そんな柳川市の観光のメインは川下り。
「お堀めぐり」とも言われ、「掘割」と呼ばれる水路を、「どんこ船」に乗ってゆったり廻っていきます。
この「掘割」は市街地の2km四方に延長60kmにも及び、柳川は世界有数の水路の町として知られています。
私は今回の川下りは2回目でしたが、一緒に行った嫁さんと息子は初体験です。
船はこんな感じです。
川を下りながら、船頭さんが観光ガイドをしてくれます。
歌ったりもしてくれます。
途中、橋の下をくぐったり
ドライブスルー?売店もあります。
清涼感があって、気持ちいいです。
川下りの後、鰻を食べるのが定番のコースです。
www.dedaito.com
招致活動
この柳川市ですが、2020年のNHK大河ドラマ化に向けて、招致活動に気合が入ってます。
youtu.be
立花宗茂
立花宗茂は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将で、柳川藩初代藩主です。
関ヶ原の戦いで、家康の説得を拒絶して西軍について敗れた後に、改易(身分を剥奪し所領と城と屋敷を没収すること)させられますが、その後、家康から旧領の筑後柳川10万9,200石を与えられて、関ヶ原に西軍として参戦して、一度改易されてから旧領に復帰を果たした唯一の大名となった。
2020年は、宗茂が柳川に復帰を果たして400年になるそうです。
この宗茂は、数々の逸話があるそうで、豊臣秀吉から「その忠義、剛勇 九州一」と称された戦国の武勇だとか。
一方で、国元にはほとんど帰れず、江戸に屋敷を構えて定住し、本領の統治にはほとんど関与せずに、幕府と地方の大名とのパイプ役を果たしたとの説も・・・。
誾千代
誾千代(ぎんちよ)は宗茂の妻で立花道雪の一人娘です。
七歳で立花城を継いだ女城主で、関ヶ原の戦いでは甲冑を着て敵の攻撃に備えたとか。
立花ぎん千代 - Wikipedia
この「誾」の字には「慎んで人の話を聞く」という意味があるそうです。
一方、実は宗茂とは不仲で、子供にも恵まれずに道雪の死後に別居したという話も・・・。
経済効果
もし招致活動が実を結んだ場合の経済効果は、福岡県全体で300億円、観光客150万人増を見込めるそうです。
すごい数字ですね~。
ただ「川下り」に関しては、今がちょうどいい人出というか、のんびりしていて、とてもいい感じなんです。
人がどっと押し寄せて、それが損なわれないか少し心配です。