みなさんDIYやってますか?
DIYって本当に楽しいですよね。
売っている物を買って来るより、自分の目的に合った物を場所に合わせた大きさで作ることが出来ますし、それをまた改良したり定期的にメンテ塗装したり・・。
自分で作ったものは一品物で愛着もありますし、何より出来上がった時の達成感があります。
そんな達成感を求めて今回は生協の宅配専用ボックスをDIYしました。
作成の動機
皆さんのお宅では生協の宅配を利用していますか?
我が家は夫婦共働きになってから、生協の宅配サービスを利用するようになりました。
〇〇コープとかコープ〇〇みたいな、要は事前に注文しておいた夕食の食材等を家に届けてくれる宅配サービスです。
ちなみに「コープ」ってのは「消費生活協同組合」の英訳「CO・OPERATIVE SOCIETY」の最初のCOとOPを取って「CO-OP」で「コープ」だそうです。
その宅配なんですが、週一回、決まった曜日(平日)の昼間に注文しておいた食材などを家に持って来てくれます。
共働きの我が家は、当然のごとく平日昼間は留守にしていますので、配達員さんは玄関先に食材の入った発泡スチロールボックスを置いて、替わりに空になった発泡スチロールボックスを回収していってくれる訳で、結局我が家の玄関先にはいつも発泡スチロールボックスが置かれている状態になります。
そこで生協の宅配専用に、配達物を収納できる箱を作って、その中に配達してもらおうと思った次第です。
OSBボードを使用
今回のDIYでは余った角材とOSBボードを使いました。
OSBボードって
OSBボードというのはいわゆる下地合板の一つで、木を薄く削った物を集めて接着剤を混ぜてプレスした板材です。
その表面の模様は一枚一枚違います。
その模様が結構カッコ良いんで、最近は下地ではなく仕上げに使われたりする事も多くなってきました。
OSBボードは加工しやすく一定の強度もありますので、DIYで使う人も増えて来て、ほとんどのホームセンターに置いてあります。
制作
枠作り
端材で箱の枠を作ります。置きたい場所と発泡スチロールを測りながら現場あわせで組んでいきます。
今回は余っていたL型金具を使って直角をひろいました。
箱の様なものを作るときはこの様な金具を使うと正確に直角が出せて効率もいいです。
OSBボード張り
枠に合わせてカットしてから内側から枠にコーススレッドで留めます。
今回はコーナーに引っ付けて置くのでOSBボードを張るのは二面と上面だけにしています。
塗装、焼き仕上げ
状況写真を取り忘れました。焼くとOSBボードの模様がまた良い感じになります。
枠は浸透性の塗料で塗装しました。
完成
扉に取っ手をつけて、中の板台にはキャスターを付けました。


余った端材で電話台
OSBボードが余ったので端材も使って家の電話台を作りました。
こっちは無塗装仕上げです。
大きさは幅30センチ奥行き45センチ高さ90センチです。
この位の物は結構簡単に出来ます。
木取図
もし、似たような物を作ってみたいと思われた方(いないか?)のために木取図を載せておきます。
OSBボードの9mm厚とワンバイツー材を下図のようにカットします。
今はホームセンターで木材を買うと1カット30円位でカットしてくれますので、ノコギリや電動丸ノコを持っていない方はカットしてもらう方が良いかもしれません。持ち帰りやすくなりますし。
(この時もしお願いできれば、背面板に電気コード用の穴をあけてもらっておくといい)
組み立て
- 棚板に1×2材2本を取り付け、それを4組作る
- 棚板を側板に組む
- 背板を取付け、棚板の1×2材の所にコーススレッドをねじ込む
カットさえ出来ればあとは25mm位のコーススレッド(木ねじ)で棚板を組んで、それに側板と背板を取り付ければ完成です。
注意するのは、棚板を側板に付ける際に背板の厚み分1センチをずらして取り付ける事です。そのずらした部分に背板が収まることになります。
棚板の高さは入れるものに応じて自由に決めてオッケーですが、一番下は5cmで一番上は10cm位につけた方が安定すると思います。
いかがですか?意外と簡単そうでしょう?
ただし、インパクトドライバーは必要(無くても出来るとは思いますが大変)です。
ちなみに材料費はOSBボードが1,100円で1×2材が600円位ですからカット代を合わせても3,000以内で出来上がります。
興味のある方はぜひ一度チャレンジしてみて下さい。
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