さるオヤジの 何を今更

今更ながらいろいろと奮闘してます。その自己満足的な記録です。

毎年恒例、GW前の家庭訪問ウィークがやって来ました。

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今年も家庭訪問の時期がやって来ました。毎年の事ながら、嫁さんは、ソワソワして落ち着かない様子です。

私の家庭は、真ん中の娘が中学生で、一番下の息子が小学生ですので、今週水曜日に中学校、木曜日に小学校の先生が訪問されます。

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先ずは掃除

大体1日に7~8人づつ5日間くらいの日程で、1人当たり15分が割り当てられていて、3週間前くらいに子供たちが日程表をもらってきます。

そしてその日から、嫁さんのソワソワが始まります。

先ずは時間も場所も関係なく家中の掃除を始めます。日頃掃除をやってない訳ではないんですが、目についたところをきれいに掃除していきます。

「先生が家庭訪問で入るのは応接間と、気が向けば子供部屋くらいなものだから」と言いながら、家中をくまなく掃除して回ります。

そして、家の外は私の担当です。玄関周りを片付けて、落ち葉と雑草だらけの庭を掃除したのち、花苗を買ってきて植え込みます。その時に庭木の剪定もやってしまう事もありますが、今年は間に合わず花苗だけになりました。

お茶とお菓子

先生をお迎えする環境が整ったら、嫁さんはお茶とお茶菓子の考察に入ります。

嫁さん曰く、たいていの先生はお菓子には手を付けずにお茶だけ飲んで次のお宅へ向かうらしいのですが、それを日本茶にするのか、紅茶か、コーヒーか・・。

以下は嫁さんのこれまでの経験からくる独自の見解です。理由を聞くと、「何となく」という答えが返ってきました。

・日程表を見て一番最初の場合はコーヒーとチョコ系のお菓子

・一番最初ではないが前半の場合は紅茶とクッキー

・後半の場合は日本茶とお煎餅系のお菓子
といった感じで用意するそうで、場合によっては前日の家庭訪問の日程で仲のいいお母さんに
何を出したか?先生が手を付けたか?
など聞いたりすることもあるそうです。

それにしても、15分くらいの家庭訪問に費やす準備にしては、ちょっと大がかりですよね~。

いつから?目的は?

さて、この家庭訪問、一体いつから始まったんでしょうか?その目的は?調べてみました。

先ずは「家庭訪問」「歴史」で検索。

ん~・・?はっきりした文献が見つかりません。明治時代に、子供をきちんと就学させるために教師が学校に来ていない子供の各家庭を訪問して回ったという説があるようですが・・。


続いてWikipedia「家庭訪問」

家庭訪問の目的
児童・生徒の家庭の地理的位置を把握する。
児童・生徒の家庭での様子を把握する
児童・生徒の家庭での問題点などがないかを把握する
児童・生徒の学校での様子や成績を保護者に報告する
保護者の疑問に答え、学級経営・指導方針を説明する
通学路の安全を点検する

家庭訪問の形態

かっては教師が部屋まで通され保護者と談笑するのが極く自然な形であったが、ゆとり教育制度の実施以降は玄関先で済ませるという風潮が強くなってきている。生徒宅に上がる場合に教師は生徒の生活実態を把握するため居間や子供部屋を見るが、近年深刻な社会問題となっているモンスターペアレンツめいた保護者からは不満の声が年々増加傾向にあるため、自粛する傾向が強くなってきている。逆に時間の都合や、保護者にお茶出しなどの余計な手間をかけさせないといった現代的な事情が理由で玄関先で済ませる場合は、事前に学級通信などで「玄関先で失礼します」などと告知することもある。これら諸事情が要因して訪問時間は10分~20分程度と短縮された。

結構、ちゃんとした目的があって先生方は訪問されているようですね。ただ気になるのはこれらの目的を達成するのに玄関先での10~20分の立ち話で時間が足りるのかな?という疑問は残ります・・・。

最後に

そんな家庭訪問ですが、うちの嫁さんは大変だと言いながら、どこか楽しんでいるようにも見えます。

結局のところ一番大変なのは、やはり先生方ですよね~。

それを思ってなのかどうかはわかりませんが、嫁さんは嫁さんなりのおもてなしをしようとソワソワしてるのかもしれません。

以上、小学生のころ家庭訪問している先生について回って、友達の家を道案内することが大好きだったさるオヤジでした(笑)。

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