さるオヤジの 何を今更

今更ながらいろいろと奮闘してます。その自己満足的な記録です。

歯医者さんに聞いた 虫歯と歯周病の起源と予防法

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こんにちは、ただ今虫歯の根絶を目指して、週一ペースで真面目に通院している、さるオヤジです。


兎に角、ひどい目に合いましたから(笑)。
fukubuggy.hateblo.jp
現在は痛みもなく、口も全開であける事が出来るようになりました。

先日、4回目の治療だったんですが、その治療中に先生といろいろ話す事が出来たんで、興味深かった話について記事にします。
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先生の話を、出来るだけ忠実に記事にしたいので、ここからは会話の再現形式で。

虫歯の起源は江戸時代

先生:日本人の虫歯っていつからあるか知ってますか?

私:え~っと、縄文とか弥生時代くらいじゃないですか?生きるためには何かを食べてた訳だし、大昔は歯磨きなんてやってなかったでしょうから・・

先生:いいえ、大昔は虫歯の人なんていませんでした。日本人が虫歯になり始めたのは実は、江戸時代からです。

私:え~?ちょっと意外ですね。でも何で江戸時代なんでしょうか?

先生:はい、口開けてください。虫歯菌の好物は何ですか?

私:モゴモゴモゴ?(甘い食べ物でしょう?)

先生:そう、砂糖です。日本人は江戸時代になってから、盛んに砂糖を食するようになりました。それから虫歯になる人が急に増えていったんです。つまり、砂糖を全く食べなければ虫歯になることはほぼないんですよ。砂糖を食べない事が虫歯の一番の予防法です。ただ、現代の食事でそんな事は無理ですけどね~。

私:モゴ~、モゴゴ(へ~、知りませんでした。)

歯周病は太古の昔から

先生:では、歯周病はいつからあるか知ってますか?

私:・・・。(やっぱり江戸時代かなと思ったんですが、話しづらいので、黙って聞いてました。)

先生:歯周病菌は大昔からあります。人がまだ猿みたいな格好をしていた時からあるんですよ。さるオヤジさんも下の歯が歯周病になりそうな状態になってますから、今日は歯石取りをやっておきましょう。はい、うがいどうぞ。

私:グチュグチュ、ペッ。歯周病って、歯が溶けるって病気でしょう?そんなにひどいですか?

先生:いやいや、そこまでは進行してませんよ。それに、日本人の80%は歯周病にかかってると言われてますからそんなに深刻に考えないでください。ただし、定期的に歯石取りやクリーニングをやってないと、これからどんどん進行しますよ。

私:進行したら、歯が溶けて抜けてしまうんですよね?

先生:そうです。そこまでになると、その前後の歯も歯周病になっている可能性がありますし、そうじゃなくても歯のスキマが広くなってグラついてきます。そこまで進行したら、もう基本的に治療方法はありません

私:歯周病になったら、治療できない?ってことですか?

先生:そうです。結局どんどんと奥の方へ入っていく歯周病菌を取り除いたり、消毒したりする治療しかないんで、歯肉を切開して削り取る治療にも限界があります。そうならないためにも、定期的な歯石取りとクリーニングが大切になってきます。はい、じゃあ今日は下の歯を掃除しますよ、開けてください。

私:あ~ん

歯周病(骨が溶ける)の原因

先生:歯磨きは毎日やってても、プラークや歯垢は取りきれてないんですよ、それが歯石になって歯と歯茎の間に出来た歯周病菌がどんどん奥まで入っていきます。そうなると歯を支えている骨が溶け始めます。実は、歯が溶けるのは歯周病菌が溶かしているわけではなくて、人間の骨の細胞が自己防衛で自分の歯を溶かすからなんです。歯周病は空気に触れる事を嫌います。ですから、歯と歯茎の間の奥の方へ入っていって、出来るだけ空気に触れないようにするわけです。一方、歯周病菌に触れるのを嫌う骨の細胞が、その部分を自分で溶かして歯周病が奥まで入ってくることを防ごうとします。そこで広くなったポケットにまた歯周病菌が入っていくという悪循環でどんどん進行していきます。ですから、3カ月に一度、最低でも半年に一度はこうやってメンテナンスをするといいですよ。はい、うがいどうぞ。

私:クチュクチュペッ。なんかス~ス~します。

先生:それが歯石の取れた本当の歯の状態です。はい、コーティングしますからあけてください。

私:あ~ん

先生:さるオヤジさんの場合、治療中の虫歯以外は割ときれいな状態ですけど、これから年齢とともにどうしてもスキマが出来てきたり、歯茎が下がったりしてきますから、治療終了後も定期的にメンテナンスに来た方がいいですよ。このままいけばハチマルニイマルできますよ。はい、終わりました。薬塗ってますから、30分は食事はしないでください。飲み物は大丈夫です。

私:ハチマルニイマルって何ですか?

先生:80歳になった時に、自分の歯を20本は残そうっていう虫歯予防運動のスローガンです。だいたい20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でもほぼ満足に噛めると言われています。それで8020(ハチ・マル・ニイ・マル)です。

私:そうですか。知りませんでした。勉強になりました。

先生:帰って、ご家族にも話してあげてください。

私:はい、そうします。(ブログにも書きます)

先生:では、来週は、虫歯の治療と上の歯のクリーニングです。お大事に~。

私:ありがとうございました。


帰宅して、家族に話すよりも前に(忘れる前に)この記事を書きました。

先生の話の裏付けをネットで調べようとも思ったんですが、今回は、先生の話だけで完結にしたいと思います。

ちょっと違うんじゃないの?っと思われる方もいるかもしれませんが、あくまでも私が治療で通院している歯科医の先生の見解という事でご納得いただけたらと思います。

どっちにしろ、歯のメンテナンスって大切みたいですよ~。みなさん定期的にやってますか?

治療中・・・

最後は、タイトルとは、全く関係のない話なんですが、みなさん歯の治療中って目を開けてますか?何人か知り合いに聞いたら、ほとんどが目を閉じているみたいで、歯医者さんよっては、治療中は顔にタオルをかけるって意見もありました。

私の場合も、基本的に目を閉じてるんですが、先生が口から手を放したら目を開けて、次にどんな器具を手に持つか見るようにしています。どんな物を口に入れられるのか気になって、つい見てしまうんです。小心者ですw。
たまに助手の女性と目が合ったりすると、鼻毛出てなかったかな~?とか余計な事も気になってしまうんですけどね(笑)。


以上、今度こそ完治するまで通院することを更に固く決意したさるオヤジでした。


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