どうも、1年以上禁煙している、意志の強いさるオヤジです。
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これまでに何度も襲われた誘惑にも屈することなく、順調に禁煙を継続してきました。
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そんな意志の強い私ですが、今回はあっさりと誘惑に負けてしまいました。
正確には、たばこの喫煙ではなく、JTのプルームテックですが、またニコチン摂取の習慣を始めた訳ですから、禁煙は断念したと言わざる負えません。
という事で、冒頭の一文を訂正します。
どうも、あっさりと禁煙を断念した意志の弱いさるオヤジです。
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以下は、私が、あっけなく禁煙を断念してしまった経緯と、プルームテックについての今更レビューになります。
最初にお断りしておきますが、以下会話形式での記述のつもりです。
実は、他の方のブログでよくお見かけする、画像付きの吹き出し表示を使って、会話記述の導入を試みたんですが、8時間あまりの試行錯誤の末に断念しました。これも意思の弱さかもしれませんが、どうやっても導入することが出来ないんです。
先輩ブロガーの方の記事を参考に、CSSやら、htmlやらを何通りもコピペしてみたんですが、全く記事に反映されませんでした。
(これがオヤジブロガーの限界なのかも・・・。)いやいや出来ないオヤジは私だけですね、きっと…(泣)
という事で今回も「 」と( )という、いつもの地味~な手法にて再現させていただきます。
予期せぬ出会い
それは仕事の書類の手続きで、電車で出かけた時のことです。
用件を終えて帰りの電車を待つまでの間、喫煙所横の自販機で缶コーヒーを買って、ベンチに腰掛けて飲んでました。
そこへ30代前半の営業マンっぽいお兄ちゃんがやってきて、私の座っているベンチの喫煙所寄りの方に腰掛けました。
おもむろに鞄からシガーケースらしき物を取り出して、黒い細長い棒を咥えて吸い始めました。
(ん?電子タバコかな?)
プルームテックについてほとんど無知だった私は、昔コンビニで買い求めた事がある電子タバコを吸った経験を思い出しました。
しかしながら、私が知る電子タバコよりは明らかに長く、彼が吐き出す水蒸気は本物のたばこの煙のように見えます。
私の視線が気になったのか、彼が話しかけてきました。
「やっぱりここで吸っちゃまずかったですか?」
誤解されたと思った私は
「いえいえ、電子タバコでしょう?気になりませんよ」
「よかった。喫煙所に入ると服にたばこの匂いがついちゃうんで」
「禁煙中ですか?」
「いえ、今までたばこは吸ったこと無いんですけど、何となくこのプルームテックに興味が湧いて好奇心から吸い始めたら、やめられなくなっちゃて」
「ヘ~、珍しいパターンですね(笑)」
「そうでもないですよ。知り合いにも何人かそういう人いますし」
「それプルームテックって言うんですか?」
「はい。ストレス解消に、最初はたばこを始めようかと思ったんですけど、さすがにたばこ臭いのは仕事上まずいんで、このプルームテックにしたんです。たばこ吸われるんですか?」
「いいえ、やめて一年以上になります。それまではヘビースモーカーでしたけど」
この会話の間、彼が吸うたびに光るプルームテックの先端のLEDをみながら、吸ってみたいという欲望がムクムクと湧いてきました。
(喫煙の習慣が無い人間が始めたくなるプルームテックってどんなもんなんだろう・・)
それを見越してなのか、そこから彼がプルームテックについて熱く語り始めました。
本体のバッテリーは充電式でUSBで充電出来ること、たばこカプセルは三種類の味わいがあること、カートリッジには水が入っていてそれを電気的に加熱して水蒸気を出しているから、ライターも灰皿も要らず、匂いもほとんどしないこと、などなど。
彼は、ますます興味が湧いて来た私に
「ちょっと吸ってみます?」
「えっ!いいえ、結構ですよ(笑)、とんでもないです。そんなつもりじゃないから」
この予期せぬ展開にはちょっと驚きました。
「そうですか?何だったら新しいカプセルに交換しますよ」
そう言いながらカバンの中からカプセルなる物を出そうとしています。
「いやいや、だから吸わないって(笑)」
と断りながら、いや~な予感が頭をよぎりました。
(この若いの、電子タバコの営業マンだな?
カバンの中にはなんちゃってプルームテックがわんさか入ってるんだろ?)
(ちょっと吸ってみます?なんて言われてじゃあ一服だけな~んて吸ったりしたら絶対買い取らされるパターンだ。
さっき本体はJTが製造ストップしてて、今は買えないみたいなこと言ってたけど、あれも前フリだったんだな!)
昔、二十代の頃、やっぱり駅のホームで中年のオッサンにスケッチブックに名前書かされて、いい名前だとおだてられて、結局最後は姓名判断の料金を払わされた、いや~な経験を思い出しました。
(全く、未だにこんな押し売りみたいなことやってる営業マンがいるとは。だいたい、こんな初対面のオヤジに吸ってみます?なんて言う若者がいるわけ無いわっ!)
(今回はだまされねぇぞ。あの頃とは人生経験が倍以上違うからね。それに今回は年下の相手だし、説教でもしてやろうか?)
心の中の怒りを押さえながら、どう説教してやろうかと考えていると
「そうですか?そうですよね~」
そう言って、吸っていたプルームテックをケースに収めました。
(フン、諦めたか)
そう思って、立ち上がろうとすると、彼が前方を見て軽く手を振りました。
彼の目線の先を見ると、彼と同じ年頃のOL風の女性が、少し早歩きでこちらに向かって来ます。
すると彼が
「何か馴れ馴れしくしてしまってすみませんでした。これで失礼します」
と言って彼女の方へ。
その彼女に私の事を聞かれたからなのか、彼女がこちらを見て軽く会釈、彼ももう一度こちらを見て頭を下げました。
どうやら私の勘違いだったようです。
普通に、というより今時珍しい好青年だったようです・・・。反省。
プルームテックとは
そんな好青年と別れて、電車に乗り込んだ私の頭の中はプルームテック一色になってました。スマホでプルームテックについてリサーチして、家に着いてからは、PCでJTのHPへ。
それによると、プルームテックは
火を使わず、たばこベイパーでたばこの味香りを楽しむ、新しいたばこのスタイルです。火を使用しないことから、燃焼により発生する煙や灰、においを気にせず、使用することができます。
との事。
この、たばこベイパーテクノロジーと言う技術は、たばこ葉を直接加熱せずにカーリッジ内のリキッドを蒸気にして、これをたばこ葉が詰まった専用のたばこカプセルを通過させることで、たばこの味や香りを楽しむことができるJT独自の技術だそうです。
仕組み
仕組みとしては、バッテリー部分で温められた蒸気がカートリッジから出てきて、これをたばこカプセルの部分を咥えて吸う事によって、たばこの味がする。という事の様ですが、このカートリッジの中身は何でしょう?
何が出てる?
プルーム・テック使用時には、たばこ葉由来の成分を含む蒸気が発生します。これを弊社ではたばこベイパーと呼んでいます。紙巻きたばこを喫煙した際に生じる「燃焼による煙」とは異なります。
たばこ葉由来の成分を含む蒸気=ニコチンを含む という事のようです。
分類上パイプたばこ
このプルームテックは分類上は、たばこ葉が詰まった専用のたばこカプセルのみに使用できるたばこ用具で、電子たばこ製品ではないそうです。
この「パイプたばこ」には、タールやニコチンの確立された測定法が存在していないそうです。
そのため、プルームテックのたばこカプセルにはタールとニコチン値の記載はしていないそうで、法令上も、タール・ニコチン量の表示は義務付けられていないそうです。
以上を踏まえて、プルームテックを始めるか否かを決断します。
良い点
- 煙が出ない
- 匂いしない
- 火を使わず
- 灰皿いらず
悪い点
- ニコチンを測定する方法が決まってないんだから表示したくても出来ないんですよ~、みたいなJTの姿勢も、吸いたい一心で全く気にならない。
そして
即購入
以前登録しておいたJTスモーカーズIDで、プルームテックオンラインショップに登録、ログイン。
あの彼の言った通り、やはり品切れの様です。
そこでAmazonを覗いてみると、ありました。
ありましたけど、なんと価格が15,800円です。定価の4倍です!
これは買えないな~と横に目をやると、プルームテック互換バッテリーとか、プルームテック予備バッテリーとか、たくさんの商品が並んでいます。しかも価格は定価の半額位で・・。
これって特許権とか関係ないんでしょうか?っていうかこんなに簡単にまね出来るような仕組みなら、JTも製造ペースを上げないとやばいんじゃ?
そんな事を考えながら、レビュー評価の一番高いこちらの互換バッテリーを注文。
そして届きました。
早速充電します。
レビュー
正規品との違い
この互換バッテリーですが、正規品との違いはたばこカプセルの交換時期が判らない事です。正規品はたばこカプセルの交換時期(50パフ)を先端のLEDの点滅で知らせるようですが、この互換バッテリーは充電切れになりそうな時にLEDが点滅するようになっています。
まあ、たばこの味がしなくなったらカプセルを交換すればいいって話ですけど。
ちなみに一つのたばこカプセルで50パフ(一回吸い込むことを1パフ)吸えるそうで、カートリッジ一本でたばこカプセル5個分吸う事が出来ます。
(パフって単位、誰が考えたんだろう。亀仙人のじっちゃんなら50パフもできたら大喜びしそう・・w)
いざ喫煙
久しぶりの喫煙です。このプルームテック果たしてどんな味がするのか?
バッテリーとカートリッジを接続して、たばこカプセルをセット。
緊張の1パフ。ゆっくりと吸いこみ、吐き出します。
驚きました。たばこです。想像以上に。
以前吸ったことのある電子たばことは、全く異なる吸い心地です。
禁煙していたせいもあるかもしれませんが、ちょっとクラっとするくらいの吸い応えがあります。
3つの味わいを比較
それでは、3種類のたばこカプセルを吸ってみた感想を。
Cooler Green
メンソール系ですね。と言っても、そんなに強いメンソールではなく、軽くス~ッと来る感じです。
以前、たばこを吸っていた時も、たまにメンソール買ってたんで、嫌な感じはありません。
Cooler Purple
こっちは同じメンソール系でもフルーティな感じのメンソールです。匂いも甘い感じがして、女性が吸っているたばこような印象です。
正直、これはあまり好みではありませんでした。
Regular
これ。普通にたばこです。キャスターマイルド?ってくらい、一番たばこに近いですね。
最近は、これをメインにしてたまにGreenを吸ってます。
たばこカプセルが余る
一個のカートリッジでたばこカプセル5個分が吸える事になってますし、パッケージもその割合で出来てますが、どうもカートリッジの消耗の方が早く、たばこカプセルが余る傾向にあります。
これは、他のプルームテックユーザーさんも同様なようで、それを解決するために、カートリッジを復活させて使用している方も多々おられるようです。
そのやり方や、リンク先は載せませんが、カートリッジの中身がグリセリン、プロピレングリコール、トリアセチン、水って聞けば誰でも思いつきますよね。
私は何となく抵抗があってやってませんけど。
専用?ケースも買いました。
最後に
一年以上続いた禁煙をあっさり辞めてプルームテックを始めるという、何とも情けない事になってしまった私ですが、プルームテックにはそうさせる位の魅力がありました。
最近は、たばこ吸ってる人を見ても何とも思わないほど禁煙が定着していたのに・・・。すべては、あのお兄ちゃんとの出会いから・・。
まあ、しばらくは吸うだろうと思いますが、いつか禁プルームテック出来る日が来るかもしれません。それまでは、開き直ってプルームテックを堪能しようと思います。せっかくバッテリー買っちゃいましたし。
抽選販売
JTがプルーム・テック・スターターキットを抽選販売するらしいですよ。
JTウェブサイト
全6回の抽選販売で、製品自体もバージョンアップしたらしいです。
JTスモーカーズ会員じゃないと買えないようですが、私のように互換バッテリーしか持ってない方はやっぱり純正品が欲しいところではないでしょうか。
抽選ですから、買えるかどうかはわかりませんが、私も応募しようと思います。
ダラダラとした記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
吹き出しが出来れば少しはスッキリ見えるんじゃないかと、更に2時間頑張ってみたんですが・・・・・。
それでは~。
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