さるオヤジの 何を今更

今更ながらいろいろと奮闘してます。その自己満足的な記録です。

二十歳のお祝い エピソードⅡ アメジストの逆襲

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先日、嫁さんと、二十歳になる娘に贈るプレゼントを買いに行きました。
その時の様子はこちら。
fukubuggy.hateblo.jp

そのプレゼントを、娘に渡した夜の事です。
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誕生日の前日、帰宅すると、娘が先に帰って来ていたようで

お父さん、おかえり~

おう、ただいま

嫁さんは、いつもより気合を入れて夕食の準備をやっている様子で、どうやら誕生日のお祝いを1日早くやる模様・・?。

ケーキにローソクを20本立てて、家族みんなでハッピーバースデイを歌って、娘がローソクを吹き消して、といつもの儀式の後、嫁さんがプレゼントの入った袋を娘へ。

ありがとう、何?わあ、ネックレス?すごいきれい、ありがとう

本当にうれしそうにする娘

二十歳だから特別にね~

得意そうな嫁さん

金払ったのは俺だけどね・・

っと言いたいけど言えない私

こっちは何?わあ、かわいい~

と、もう一つの箱を開けて、またよろこんでいる娘

ベビーリングよ、それに好きなチェーンを通してペンダントにするといいよ

また、得意げな嫁さん

いつの間にそんなん買ってたんだよ、金払ったのは俺だぞ・・

っと言いたいけどやはり言えない私

すると、嫁さんから、意外な一言が

そのリングの石、アメジストよ。お父さんが誕生石を贈りたいって言ってね~

ナンデスト?

そうなんです。先日、宝石店の店長さんらしき女性に、全否定ともとれる事を言われた誕生石を、地味な薄紫色で若い女性には好まれないアメジストを、うちの嫁さん、私がふてくされて合谷を押している間に買ってたんです

合谷についての説明はこちら。これ、効果絶大。業を煮やしたら合谷を押す
www.cloudsalon.net
 
話はそれましたが、娘がそれを聞いて

お父さん、ありがとう

おう、二十歳の誕生日に誕生石を贈られると幸せになるっていうからな

たしか、そんなこと書いてあったような、なかったような

そしたら、娘が改まって

お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう。もう少し迷惑かけるけどよろしくお願いします

もう何も言えない私。

女の子ってこういうこと素直に口に出して言えるんですよね~


まだおむつしてた頃、くわえたばこで抱っこして、髪の毛をチュルって焼いちゃったり、自転車の後ろに乗せて幼稚園に送った時は降りるときに回し蹴りみたいになって落っことしたり、プールに連れて行ったときは見失って、必死に探してたら知らないおばちゃんにちゃぷちゃぷ遊んでもらってたり・・。

(よくここまで育ってくれました。こちらこそ、ありがとうだよ。)

そんな幸せな家族の時間を過ごして、一息ついてから娘が

じゃあ、帰るね。また来週帰ってくるから

帰るのか?泊まって帰れば?

と私が聞くと、娘ではなく嫁さんが
明日、大学のお友達が誕生日のお祝いをやってくれるんだって、ね~

と言いながら、娘を見てニコっと

何か怪しい、嫁さんだけが知っている情報が何かある)そう睨んだ私は

友達って、誰?

サークルの友達・・

ふーん・・

女の子ってそういうことは、素直に口に出さないんだ・・・


父親としての喜び、もどかしさ、嫁さんの気遣い、アメジストの粘り、様々な事を感じた娘の二十歳の誕生日イブでした。

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