さるオヤジの 何を今更

今更ながらいろいろと奮闘してます。その自己満足的な記録です。

豪雨災害から4か月 大分県日田市を散策 高塚地蔵尊~豆田の町並み 

先日、あまりにも気持ちの良いお天気でしたので、急きょ大分県日田市へ家族でドライブに出かけました。

日田市といえば、隣接の福岡県朝倉市とともに、7月の大雨で甚大な被害を被った場所です。

復興の進捗も気になりつつ、大分自動車道で高塚天ヶ瀬インターを目指します。

急に思い立っての事で、しかも夜には別件の用事がありましたので、今回は高塚地蔵尊に行って、帰りに豆田の町並みを散策して帰る日帰りコースとしました。

高速道路の途中で朝倉市杷木地区を通りましたが、左手に見える山々の崩落箇所や、河川の氾濫で未だ手付かずの埋もれた家屋などが散見されて、まだまだ復興半ばであることを改めて知りました。
(助手席に乗っていた嫁さんに何枚かの現状写真を撮ってもらいましたが、記事に掲載する事は控えます)

高塚地蔵尊は高塚天ヶ瀬インターを降りてすぐにあります。

高塚地蔵尊とは

今から千二百年くらい前に、この地を訪れた行基が自ら刻んだ地蔵菩薩を祀った事が高塚愛宕地蔵尊の始まりだそうです。
takatukasan.com

神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊として知られる「高塚愛宕地蔵尊」は諸事祈願成就に大変ご利益があるとして年中たくさんの参拝の人々が訪れています。

一番上の駐車場に停車すればさほど歩く距離もなく拝殿が見えてきます。
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ロウソクと線香を買ってお詣りします。

神殿の裏にはたくさんのお地蔵さんが祀られています。
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こっちにも
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拝殿から下を見るとこんな感じです。
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一念洞

拝殿の向かって左手に一念洞という洞窟のようなものがあります。
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入ってみると・・。
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奥の広くなったところに閻魔様が。
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ドラゴンボールのエンマ様と違い、迫力があります。

おかかえ地蔵

一念洞を抜けて神殿の裏側に出ると「おかかえ地蔵」というお地蔵さんが祀られています。

願い事をした後に、お地蔵さんを抱えて思ったより軽く感じれば願い事が叶うそうです。
(重く感じた場合は、もっと精進せよとのことだそうです)

私は重いのか軽いのかそればかり気になって、願い事をする前に抱えてしまいました・・。しかも思ったより重かったです(泣)。

気を取り直して、おみくじを引いてみました。大吉でしたよ~。
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お土産屋さん

帰りは遠回りして参道を下まで歩きました。

とてもいい雰囲気でした。
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高塚地蔵尊を後にして日田市街を目指します。

国道210号線を福岡方面へ約30分で日田市豆田町に到着しました。

豆田町とは

江戸時代以降に建てられた建築物が現存していて、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されているそうで「九州の小京都」とも言われているそうです。
詳しくは
豆田町 - Wikipedia

町並み

とても風情のある町並みです。
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日田天領祭り

この日はちょうど「日田天領祭り」というお祭りが行われていて、その祭りの「千年あかり」という夜のイベントのための竹灯籠が至る所に設置されていました。
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竹灯籠の一つ一つにロウソクが入れられています。
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この竹灯籠の数はナント三万本!

「きっと夜はきれいだろうね~」と言う嫁さんに「火を点けるの大変だろうね~」と返す私。

そうです。最初に書いた通り、夜には別件がありますのでこの千年あかりを見物する事は出来ないのです。

「ほんと、いつも無計画!!」と火が点きそうな嫁さんに「おっ美味そうなせんべい、買ってやろうか?どれが良い?」と私。
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「一番辛そうなやつ」と嫁さん。どうしても火を点けたいようです。
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美味しいおかきで、嫁さんの機嫌が良くなったところで、豆田町を出発して帰路につきました。

まとめ

今回訪れた高塚地蔵尊は豪雨による災害はほとんどなかったそうです。逆に豆田町のほうは、広範囲で床下、床上浸水が発生したそうで、花月川(先ほどの写真で河川敷に竹灯籠が置かれていた川)に架かっていたJRの鉄橋は流出して未だ復旧していません。

そんな復旧半ばの状態ではありますが、訪れた限りでは災害の影響は見受けられませんでした。きっと町の皆さんが協力し合って早期に復旧する事が出来たのだろうと思います。

そうじゃないと三万本の竹灯籠に火を点けるなんて作業は出来ませんよね。

天領まつり 千年あかり H29 予告 大分県日田市

次回はこれを生で見る事が出来るように、きちんと計画を立てて訪れたいと思います。

以上、大分県日田市の散策でした。みなさんもぜひ一度行かれてみて下さい。

写真多めのモッサリ記事にもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、また。

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